もい!
出産からかれこれ1年以上経ってしまいましたが、今更ながら出産のときのあれこれのお話をしようと思います。
今回はまず、出産にかかったお金ともらえたお金の話です。(生活費ではなく、医療費という観点での話になります。)
妊婦検診にかかったお金
私は病院には生理予定日の2週間後の6wから通い始めました。
初回の通院は全額自費。領収書をうっかり捨ててしまいましたが、3000〜5000円くらいかかったと思います。
通院が早かったからか、初回は母子手帳をもらえませんでした。
2回目の通院は9w。ここまで自費です。金額は前回とほとんど同じ。
そしてやっと母子手帳をもらえたのでそれ以降の通院は助成券が適用されます。
とはいえ私が通っている産婦人科は毎回手出しがあり、エコーだけのときは1500円、助成券対象外の内容があるときは1000〜3000円ほど加算されます。
検診(自費2回、助成14回)でかかった金額は、およそ3万5千円でした。けっこうかかるのね・・・。
生むときにかかったお金
私が通院したクリニックは元々割高で、自然分娩でも手出しが15万程度は必要と言われていました。
しかし、促進剤からの緊急帝王切開(日曜早朝)になったため、医療費はかなり高額に。
その上なぜか私は限度額の申請をしていなかったので、一旦かなりの金額を手出ししましたw
かかった金額としては以下の通りです。
<自費分>
入院料金(促進剤分2日、帝王切開後の9日) | 96,000 |
お部屋代(個室なので多分その追加料金) | 40,000 |
分娩介助料 | 360,000 |
新生児管理保育料 | 36,000 |
産科医療補償制度 | 12,000 |
その他 | 78600 |
小計 | 622,600 |
<保険診療分>
入院料等 | 33,620 |
医学管理料 | 10,420 |
検査 | 3,010 |
投薬 | 2,260 |
注射 | 1,540 |
処置 | 70 |
手術 | 130,470 |
麻酔 | 36,250 |
食事療養 | 10,120 |
小計 | 227,760 |
自費+保険の合計で850,360円かかりました!びっくり!
ここから50万円分は出産一時金として支払われるので、私が支払った金額は350,360円でした。
健康保険から戻ってきたお金
私が加入しているIBM健保は高額医療費の還付に加えて、付加給付金もあるので、1ヶ月に支払った医療費の内、25,000円を超過した部分については戻ってきます。大変ありがたいことで!
結果的に戻ってきた金額は以下の通りです。
項目 | 払った金額 | 戻った金額 |
高額療養費 | 217,803 | 160,203 |
付加給付 | 32,600 | |
合計 | 192,803 |
192,603円も戻ってきました!!
というわけで、手出しした金額は350,360円で、最終的に戻ってきた金額を差し引いて実質の支払額は、157,557円でした!
コープ共済からもらえた保険金
私は妊娠発覚後にコープ共済に加入していました。
コープ共済は加入のためにいずれかの生協に加入することが条件ですが、妊娠発覚後からでも加入できるのでかなり良心的な保険だと思います。
私が加入したときは確か20週くらいまでは加入できて、その時点で予定帝王切開が決まっているとか何からしらの異常がないことが条件でした。
私が加入したコースは、たすけあい(3000円コース(女性)+先進医療特約)とあいぷらす(生命1,000万円+入院5,000円+新がん特約100万円)の2つです。
たすけあいの方は入院が10,500円/日、手術が内容によって変わりますが1.5・3・6・12万円です。
あいぷらすの方は入院が5,000円/日、手術が5・10・20万円です。
2つ合わせて掛け金は約5,100円、共済への預け金が毎月300円ですがこちらは脱退時に帰ってきます。
6月に加入して1月に生まれたので払込金額はおよそ35,700円でした。
受け取った保険金は以下の通りです。
項目 | 金額 |
たすけあい(入院) | 105,000 |
たすけあい(手術) | 60,000 |
あいぷらす(入院) | 50,000 |
あいぷらす(手術) | 100,000 |
合計 | 315,000 |
35,700円しか払ってないものの、315,000円もいただけました!!
帝王切開や異常分娩にならなければ払い損にはなるかもしれませんが、なにかがあったときには本当に助かります。
団信からもらえたお金
うちは持ち家で、名義は私です。
そのため、団信の入院特約で10万円もらえました👏
以前コロナのときにも10万円もらっていて、団信様々です。
意外と忘れがちな部分なので、住宅ローンを組んでいる人は特約ついてないか確認してみてください!
名義が自分じゃなくても配偶者も保険の対象に含まれてる場合もあるので要チェックです。
最終的な収支
出産時の医療費の支払い(高額療養費等の戻りを差し引いた実施の手出し)が、157,557円。
保険金の受取が、315,000円+100,000円=415,000円。
最終的には257,443円プラスとなりました!
検診にかかった費用や保険料金を差し引いてもまだプラスですねw
(あとこれに出産応援給付金の10万円ももらえていますがこれは省略)
出産した産院がもともと少しお高めで、150,000円くらいは手出しがあると言われていたところだったので、むしろ大幅なプラスで終えたのは本当にラッキーでした。腹を切ったかいがありますね。
とはいえ、(高額療養費申請を忘れるという失態をしないかぎり)病院によりけりですが一時的には100,000円〜200,000円の手出しは必要になってくるので貯金をして備えておく必要はあります。
今年の9月に二人目が生まれますが、今回も予定帝王切開なのでまた保険金でちょっと贅沢ができそうですねw
これから出産を控えている方の参考になれば幸いです。
おしまい。
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