最近、SDGsってのが流行ってるじゃないですか。
学校でも、「SDGsに関するプレゼンをしよう」という授業が行われていたりするんですけど。
この間うちの祖母が、
「毎年、神社で買う熊手を今まではどんど焼きに出してたけど、これからは飾りを外して普通の熊手として使うことにしたのよね〜〜」
と話していたので、「えっ、なんかそれ大丈夫なん?バチ当たらんか?」と突っ込んだら、
「いいのよ!これがババアのSDGsよ!」
って話てて、我が祖母ながら天才かと思いました。
とまあそんな余談は置いといて、勤務校でも、SDGsをテーマにした発表形式の授業が行われています。
春頃、授業担当の先生がこんなものを持ってきました。
なになに。Adobeと朝日新聞がコラボ?
SDGs到達に向けた解決アイデアをAdobe Spark(アドビ スパーク)を仕様して動画を含むWebページを制作し、コンテスト応募フォームよりご応募ください。
https://www.adobe-education.com/sdgs-creative-idea-contests/#process
なるほどね、それでコラボしてるわけ。
残念ながら勤務校は単位数が週1なので、時間的問題で今回の応募は見送ったのですが、試しにソフトを使ってみたいと要望されたので導入することに。
通常は月額980円かかるそうですが、教育機関は無償。太っ腹ですねえ。
Adobe Sparkを導入する
利用するためには以下のリンクから申し込みが必要です。
登録後、3営業日位内にAdobeから返事が来ます。
ちなみに勤務校では、申請したメールアドレスが、すでに退職した先生が個人的に登録して使っていたということが発覚し、うまく申請が通らず苦労しました。
(何度問い合わせても解決しなかったので、諦めて別のメールアドレスで再申請して事なきを得ました。)
こういうの学校あるあるですよね。機械に詳しい一人が全部個人的にやっちゃってあとで困るという。
送られてくるメールに従ってポチポチやっとけば登録は完了します。
が、ここからが問題。
生徒用のIDとパスワードを発行しないといけないんですが、Googleアカウント一個すら忘れる子たちに新しくアカウントなんか与えても扱えないだろうと。
じゃあGoogleアカウントでSSOできるように設定したらいっか!
これが間違いでした。クソ面倒くさいです。できることにはできるんだけど。
(登録方法は細かいマニュアルがAdobeとGoogleの方で用意されてるからそれ見てね。)
やっとの思いでSSO対応したと思ったら、
「先生、本人確認が必要って出てきてすすめません!」
なんで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Googleアカウント自体は学校から付与したもので、二段階認証はオフにしてるんですけど…。
Adobeに限らず、日頃も本人確認が必要になって携帯電話番号で認証するまで使えないっていうトラブルが起きてるので、早く修正してもらいたいです。何のための教育アカウントなのか😭
SSOやめて、Adobeのアカウントで作成するしかないのかね…。
配る前から目に見えてるパスワード再発行業務が嫌じゃ〜〜〜〜〜😭
なんだかもうしんどくなったので、一旦生徒に使わせるのは保留にしました。
使ってみました(私が)
愚痴ばっか言いましたけども、Adobe Sparkはすごいソフトですよ。980円するのも納得。
インストール作業面倒くさいな〜とか思ってたけど、Adobe Sparkはブラウザ上で動作するんです。
iosやAndroid版はアプリで提供されています。(※ただしAndroid版はポストのみで動画やウェブページはなし)
ただ、ブラウザ版は動きが重かったので私はアプリ版を使ってます。
伏せる必要性はないんですけどなんとなく伏せときました。
アプリは動作軽くて、ぱっと見た感じでさくさく使えるUIも好きです。
私は学校のホームページの管理を任されてるので、イベントごとにバナーを生み出すという仕事があるのですが、Adobe Sparkのおかげで、センスがなくてもおしゃれバナーが山程作成できます。これが月額980円の力か……
何がすごいって、使ってみないと伝わらないと思うんですけども、
「秋の体験入学会」
「部活動見学体験会」
「2021 AUTUMN」
「10/23(SAT)」
「10/24(SUN)」
てな具合に必要な情報を入力するだけで、フォントも勝手にアレンジされていい感じに組み立ててくれます。
レイアウトやサイズもボタンぽちぽちするだけで一瞬で変更。
神ツールやでこれは……。
授業で使わずとも、無償なのでライセンス取っとくと良いと思います。
これでおしゃれさんの仲間入り😊
情報科の授業でも何かと使えそうで、サインインの問題さえクリアすれば強い味方になりそうです。
おしまい
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注:本記事中のAdobe Sparkは、現在はAdobe CREATIVE CLOUD EXPRESS (Creative Cloud Express) に改称されています。
https://www.adobe.com/jp/express/
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